|
第2回 '88年
'88北海道マラソン 1988/9/4 晴 厚別公園競技場発着宮の森折返し
日本最高記録保持者の児玉泰介ら陸連派遣の選手を含む男女計約730選手エントリー(海外招待3ヶ国から17人)
ホープ西マラソン初優勝
ロス悲劇のヒロイン、アンデルセンは3位
二週間後にソウルオリンピック開幕を控えた88年大会(第2回)、男子を制した西政幸選手は、日本マラソン界を担う若手のホープとして注目され、次のオリンピックへ向けて将来を期待されていました。怪我などもあって92年のバルセロナ、そして、96年のアトランタとも代表には成れませんでしたが、喜びと失意とを繰り返しながら、強豪・旭化成の主力選手として活躍、キャプテンを経て、96年からはプレイングコーチを勤めています。プライベートでは、お子さんもいます。奥さんの里美さんもマラソンランナーで、沖電気宮崎の岩下里美として出場した1991年の北海道マラソンでは日本選手トップの三位でゴール。五ヶ月後の大阪では二時間三十分を突破しました。ただ、同時にその大阪で女子マラソンが新時代に突入したのを痛感し、引退を決意したそうです。
88年上位成績 |
男子成績上位10 |
女子成績上位10 |
順 |
氏名 |
年 |
所属 |
記録 |
順 |
氏名 |
年 |
所属 |
記録 |
1 |
西 政幸 |
旭化成 |
24歳 |
2:17:11 |
1 |
ジェーン・マリー・ウエルゼン |
アメリカ |
33歳 |
2:40:53 |
2 |
児玉 泰介 |
旭化成 |
30歳 |
2:20:55 |
2 |
閻 玉連 |
中国 |
21歳 |
2:52:37 |
3 |
近藤 龍二 |
旭化成 |
22歳 |
2:26:45 |
3 |
ガブリエル・アンデルセン |
アメリカ |
43歳 |
2:54:16 |
4 |
岩瀬 哲治 |
日産自動車 |
33歳 |
2:32:14 |
4 |
バーバラ・クラーク |
アメリカ |
35歳 |
2:57:42 |
5 |
モンテ・ブロスウェル |
アメリカ |
33歳 |
2:33:51 |
5 |
サリー・ジマー |
アメリカ |
28歳 |
3:02:06 |
6 |
デビッド・オールデン |
アメリカ |
24歳 |
2:34:05 |
6 |
シルビア・ガイルス |
カナダ |
39歳 |
3:02:50 |
7 |
田尻 辰之 |
18普連 |
36歳 |
2:35:05 |
7 |
徐 海霞 |
中国 |
21歳 |
3:03:48 |
8 |
李 朝林 |
中国 |
19歳 |
2:37:51 |
8 |
石崎 千恵子 |
NTT逓信病院 |
31歳 |
3:05:31 |
9 |
ロバート・マードック |
アメリカ |
28歳 |
2:38:23 |
9 |
原田 志保 |
武庫川クラブ |
25歳 |
3:11:26 |
10 |
ラディー・ショウ |
アメリカ |
39歳 |
2:39:34 |
10 |
森 澄江 |
岡山県 |
40歳 |
3:11:56 |
北海道マラソン年別索引 |
|
|
|